静かな爆弾
吉田修一読むの久しぶり。
『悪人』を書いた後の吉田修一が読めるのか!
と、思っていたけど、本書の文章が雑誌掲載されたのは2006年なので、後ではなく同時期に書かれた作品だった。
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
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使い古された表現で、もうおもしろみもない。
でも、ここまで上手く、それが表現されているのは初めて見たかもしれない。
何かある。間違いなく、何かある。でも、自分でもよくわからない。
文章(言葉)にしたら、何か大事なものが抜け落ちてしまうような感じ。
あの感じを小説に書くと、こんな風になるのか。