岡本倫短編集 Flip Flap

岡本倫が、これまでに描いた全短編を1冊に収録。
帯の推薦文は冨樫義博
「優しい物語が読みたい人に。優しいだけじゃない物語が読みたい人に。是非。」冨樫義博



なんか「講談社BOX」みたいな装丁の本。

岡本倫短編集 Flip Flap (愛蔵版コミックス)

岡本倫短編集 Flip Flap (愛蔵版コミックス)

9編の作品と1編の連載用ネーム原稿を収録。
9編のうち、4編は「エルフェンリート」のコミックスに収録されていたし、3編はヤングジャンプや、ヤングジャンプ増刊で読んだことのある作品だった。だから初めて読んだのは「雑誌掲載されなかった応募原稿」の漫画2編と、作者自らがボツにしたと思われる、連載用のネーム原稿のみ。それらはまあ、日の目を見なかったことからもわかる通り、単純な出来は、いまひとつ。つか何故か読んでるこっちが恥ずかしかった。
でも、楽しかった。
読んだことない岡本倫作品を読めたことも良かったし、読んだことあるやつを、もう一度読んだら、やっぱり良くて、良いなあ、と思った。
各作品キャラカット&著者コメントも良かった。
自分が岡本倫好きなことを再認識できた。買って良かった。



収録作の中では「MOL」が一番好きです。