秒速５センチメートル

なんかアニメで結構、人気のやつ。
３話構成の連作短篇。

秒速5センチメートル 通常版 [DVD]

背景が綺麗。
以下、ストーリーのネタバレ含む感想。



アマゾンのレビューを見たら賛否両論で、
否定的な意見の中に
「第一話の最後であんなに心がつながっていた二人が
第二話（五年後）で、何故あんな風になっているのか。
現実感がない。」
みたいなのがあったけど、そこは別に現実感なくはないと思う。
人間関係なんて、五年経てば、どうなるか全くわからない。



それは最初の頃の気持ちが嘘だったとかそういうことじゃなくて、
時間が経つと、色々変わる、ということ。



まあ、それはいいや。



私は雰囲気を楽しんだ。
こういうのを見るたびに自分を引き合いに出してしまうのだが、
自分はこういう経験（？）を大学に入るまで全くしてこなかった。
だからこそ純粋に楽しめる。
ラストはさびしい。もやもやした感じが残った。



私にしては珍しく、見ていて泣きませんでした。
けれど、見終わった後、特典映像の「予告編」を見たら涙ぐんで自分でちょっとびっくりした。



第一話の背景に出てきた「ジャンプ」の表紙がラッキーマンで、ちょっと笑った。