リリイの籠

女子校連作短篇集。
表紙がでこぼこしてて、なんかすごい。



去年読んだ『神田川デイズ』という、同著者による大学生の連作短篇集は、自分の中で大ヒットでした。
だから読前の期待値は高かったです。

リリイの籠

リリイの籠

自分自身が恋愛やおしゃれとかとは縁のない高校生活を送ってきたので、
神田川デイズ』のときみたいに「そうそう、そうなんだよ!」と思うことはありませんでした。



男同士でも女同士でも、似たような人間関係っていうのは、あるんだな、と思いました。



収録作の中では「やさしい人」が一番好きです。
何かのきっかけがあれば、仲良くなれそうだった人、っていますよね。