ひぐらしのなく頃に

文学研究会の後輩、井に借りて一気読みしました。
全体を通しての感想は「面白いじゃないか!」
早いとこ、読んどけば良かったです。
以下、個別感想。ネタバレ含むので注意。

最初の方は「馴染めないかなあ」と思っていた。
けれど、引き込まれてしまいました。
何ら解答が与えられないまま、読者を放り出す感じが良い。
真相を推理する楽しみ。
とは言っても、わからないことだらけだ……。


二つ目の話。
前半ラブコメっぽいので、後半との落差が大きい。
四分の三くらいで「解決」みたいになりかけて、
このまま終わるわけないよなあ、と思ってたら、やっぱり!
最後の数ページはゾクっと来ました。


三つ目の話。
一番好きかも。
漫画家オリジナルっぽい(?)箇所がおもしろい。
情報が増えたことで、かえって混乱してきた。
え? え? どういうこと?
とりあえず「鬼隠し編」で名前が出た「監督」とは、この人なんだね。


出題編4部作完結。
前3作と、時代設定が違い、5年くらい前の話。
あー、こういう設定だったんだー。だったら……



ここまでの情報で解けるの?
ううむ、もう一度読みなおすか。


  • 鬼曝し変

番外編。
上記4作品と同じ時代に、別の場所では何が起こっていたか、みたいな話。
おお、そういう結末ね。なるほど、なるほど。


ひぐらしのなく頃に 宵越し編 2 (ガンガンコミックス)

ひぐらしのなく頃に 宵越し編 2 (ガンガンコミックス)

番外編。原作にはない、漫画オリジナル。
時代設定は平成18年。
単独作品としても楽しめるのではないでしょうか。
みおんが格好良かったです。