泊り込み忘年会

合気道部同輩S藤の家で泊り込み忘年会があった。
思えば4年連続、年末にはS藤の家に泊まっている。
S藤の家に泊まらずして、年は越せないのかもしれない。



毎年、男ばかりで、少人数で、とても楽しい。
ただ、今年は少々サプライズがあった。
S藤の家に行ったら、S藤の彼女もいたのだ。
びっくりした。
けれどまあ、大丈夫だった。どうにかなった。



とりあえず相当酔っ払った。
前後不覚になるくらい。
あと、私は合気道部の中の一部には「未だに過去をひきずるキャラ」として扱われる。
ちょっと前までは、わざとそれに乗って、笑いを取ることに専念していたのだけれど、
飽きたし、笑いも取れなくなったし、めんどくさいので、そろそろこのキャラを捨てたい。
しかし、合気道部の中の一部は、変わらずこのキャラを求めてくる。
もうウケないのに。
やっても寒い……を通り越して痛いだけなのに。
……そうか。私の痛い姿を見て、見下したいのか。優越感に浸りたいのか。
私はメディアに踊らされた被害者なのか。



一つのネタばかりやる一発芸人が飽きられてきた頃の気持ちが分かった。