トリツカレ男

2、3日前に電車の中で読みました。

トリツカレ男 (新潮文庫)

トリツカレ男 (新潮文庫)

いろんなことにトリツカレちゃう男の話。



トリツカレ男のジュゼッペは、
いったん何かにトリツカレてしまうと、
他のことが全く目に入らないくらい夢中になってしまう。



ジュゼッペがトリツカレるのは、
オペラや三段跳びや昆虫採集や外国語や探偵の真似事やサングラス集め。
そして、一人の女の子。
何かにトリツカレることが意味のあることになっているところが秀逸です。



いしいしんじらしい小説でした。
やっぱり好きです、いしいしんじ