八朔の雪‐みをつくし料理帖

仕事で関わりのある社外の女性(50代)が,先輩社員の女性(30代)と小説の貸し借りをしていて「何ていう本ですか」と聞いたら全く知らなくて作者名を聞いても分からなかった。「ここ2,3年の間に出版されたシリーズもので,結構売れている時代小説」という説明を得ても読んだことのない佐伯なんたらさんしか知らず「あれか」と見当もつかず思わず「読んでみたいです」と言ったら貸してもらえた。
知ってから本屋に行くと,どこの本屋でも平台扱いでめちゃめちゃ目にする。文庫本のランキングでも1位をとったことがあるらしい。というわけで読んでみた。

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫)

おもしろい。文章は平易で,展開も早く,ライトノベルみたいな感じやね。主人公は美人じゃないところがまたいいんだろうな。出てくる料理も美味しそう。人気出るの納得。
まだまだこれからの要素がたくさんあるし,続きも楽しみ。