これはペンです

芥川賞候補作。
一文一文の意味は難しくないけど、段落単位ページ単位で見ると、よくわからなくなってくる。だけどぐいぐい読み進めてしまうしおもしろい。という感想を以前、中原昌也の小説を読んでいて感じた。それと似た感じの感じ方だった。小説の内容や雰囲気は全然違うけど。
戦車のキューポラとかタイプボールとか、絵が浮かばないものはグーグルの画像検索を使ってみた。グーグルすげえ。
新潮1月号の巻頭に載っていたし、編集者もこの小説を自信を持って勧めたいんだろうなと思う。
今のところ、これが芥川賞とりそうな気がする。まだ読んでないのあるけど。