じゃんけんはパーを出せ!
「世界一わかりやすいゲーム理論の本」らしい。
じゃんけんはパーを出せ!~ビジネス解決力が身につく「ゲーム理論」~
- 作者: 若菜力人
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2008/10/06
- メディア: 単行本
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タイトルの例を軽く説明。
「じゃんけんは最初にグーを出す人が多い」というデータがあったとします。その知識を得たことで機械的にパーを出せば勝率は上がるでしょう。でも、それだけじゃなく、「相手も同じ情報を持ってたらどうするか」「相手が同じ情報を持ってるかどうか判断する方法はないか」などまで考えて、それぞれで最適な方法を選べば、勝率は更に上がる、と。こんな感じ。
ほかにも次世代DVD、合コン、マイレージ、株と銀行、恋愛・結婚など、親しみやすい例でゲーム理論を解説。改行の多さ、文章の平易さもあいまって、確かにわかりやすい本でした。
ただ、「まえがき」的な部分で、同じ行が二回あって笑った。その後も誤字脱字がいくつか。…校正があまくね?
ビジネス書は速読するもんだから、別に構わんってか?