享保のロンリー・エレファント

江戸時代、八代将軍吉宗の要請で、2匹の象が日本に連れてこられた。
その象に関わった様々な人々を描いた連作短編集。

享保のロンリー・エレファント

享保のロンリー・エレファント

版元は岩波書店だけれど、純文学というよりはエンタメ寄り。
でも、純文学系文芸誌に載ってたら載ってたで、え?ああ、まあ……という感じ。



マン・オン・ザ・ムーン」が印象に残る。
「月の人」なんだろうな、って感じることありますよね。



最後の1編、良いですね。いわゆる「その後の物語」ってやつ。あると、ファンサービスって感じがします。