星の王子さま

この年になって、初めて読みました。

星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)

「おじさんは、一度も花の香りをかいだことがなかった。星を見たこともなかった。誰も愛したことがなかった。たし算以外は、なにもしたことがなかった。一日じゅう、きみみたいにくり返してた。『大事なことで忙しい! 私は有能な人間だから!』そうしてふんぞり返ってた。でもそんなのは人間じゃない。キノコだ!」
「え?」
「キノコだ!」
 怒りのあまり、王子さまはまっさおになっていた。

ここから連なるくだり好き。
でも、ちょっとキノコを悪く言いすぎかな。



「いちばんたいせつなことは、目に見えない」



目に見えないけれど、
ないがしろにしちゃいけないことって、
たくさんあるよね。