綿の国星

少女漫画の歴史的名作。
初めて「ネコ耳」の女の子が描かれた漫画(!?)
(↓の写真参照)

綿の国星 ちび猫 ビネットフィギュア (PVC塗装済み 完成品)

綿の国星 ちび猫 ビネットフィギュア (PVC塗装済み 完成品)

合気道部の同輩ハイドビハインドに全4巻借りて読みました。
綿の国星 (第1巻) (白泉社文庫)

綿の国星 (第1巻) (白泉社文庫)

猫たちの生活を描いた漫画。
絵にするうえで、猫を人間の姿にしている。



世間のことを何も知らなかったり、
間違って解釈している主人公が、
少しずつ物事を知っていく、
という過程を描く物語は、
小説であっても、漫画であっても面白い。



ただ、そういう主人公は年齢的に幼いことが多いので
行動範囲に制限がある。
必然、出会える人物や出来事も制限される。



この漫画は主人公が「猫」であることにより、
同じくらいの年の人間に比べると、
はるかに行動範囲が広い。
なので、様々な出会いがある。



さらっと読んでも面白いし、
じっくり読むと、
色々と考えさせられる、という面白い漫画だった。



セリフの途中で
「このコマにはセリフが入りきらないから次のコマにいくけど」
とかあって笑った。