空色勾玉

荻原規子のデビュー作。
荻原規子の本を読むのは初めて。

空色勾玉(そらいろまがたま) (〈勾玉〉三部作第一巻)

空色勾玉(そらいろまがたま) (〈勾玉〉三部作第一巻)

序盤は物語に入り込めるまで時間がかかったけれど、
「稚羽矢」が出てきたあたりからは物語にのめり込み
最後まで夢中で読めた。



10代の頃に読んでいたら
今頃もっとファンタジーやSFが大好きだったろうと思う。



日本人作家が描く和製ファンタジーの代表作。
後世の研究家が「エンタメ文学史」を作る場合
間違いなく名を連ねる作品。