しゃべれども しゃべれども

昨日はブログに何も書かなかった。
実に一ヶ月ぶりである。
昨日は熱とESで二重にしんどかったからなあ……。
というかよく一ヶ月毎日書いてたなあ……。



で、今から書く『しゃべれども しゃべれども』を
読み終わったのは、実は節分の日である。
ここ二、三日、小説を読めていない。*1



『しゃべれども しゃべれども』は
97年、「本の雑誌が選ぶベスト10」の1位に輝いた小説。
本の雑誌が選ぶベスト10」は、YAが上位に来ることが多いな。
大学図書館で借りました。

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

落語家が主人公の話。
その業界のことに関して、よく調べてある感じがして
予備知識がなくても、読後には少し詳しくなれる。



落語、聞きに行きたくなりました。



……この本、大学の図書館で借りたのだが、
本文中にやたらと書き込みが多い。

書き込みというか、十ページくらいごとに一つ
単語を○で囲んであるのだ。

好意的な解釈をすると、
意味のわからない単語を○で囲んだのではないだろうか。
(後で調べようと思ったのか?)
しかし、
この○を付けられた単語というのが……



「銘打って」「感傷」「寸評」「雄弁」「懇意」「つっけんどん」



やたらとしょぼい……
念のため言っておくが、簡単な単語ばかり選んだわけではない。
今、パラパラめくって、無作為に選んだのだ。
というかこの小説、難しい言葉遣いは、ほとんどない。



うちの大学の学力って……

*1:風邪ひいてたし、仕方ないっちゃあ仕方ないか