DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件
「ノベライズ維新」の1冊。
原作にはないエピソードのオリジナルストーリーです。
原作の中で、過去の事件として言葉だけ出てきた
「ロサンゼルスBB連続殺人事件」
を、小説化したもの。
文研後輩RforEに借りて読みました。
DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件
- 作者: 西尾維新,小畑健,大場つぐみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/08/01
- メディア: 単行本
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現在刊行されている西尾維新の著作20冊以上は
すべて読んだことになりますね。
うん、おもしろかったです。
事件名が先にあって
後付けで細かい設定を考えただろうにすごい!
以下、ネタバレ含む感想。
読んでない方は読まない方がいいです。
実は「叙述トリックである」ということを
既に前情報として、得てしまっていました。
しかし、それでもミスリードしてしまいました。
同一人物ではないだろうとは思っていましたが、
「L」の方が、そっちだと思っていました。
鮮やかにひっかかると気持ちいいですね。
オリジナルストーリーのノベライズとして
出色の出来栄えの作品なのではないでしょうか。
ただ、原作の「設定」は守られ、いかされていますが
原作の「イメージ」が守られているかどうかは……微妙。
ところで
この小説の事件は「2002年」に起こったとされていますが
2002年当時、ツンデレという言葉はあったのでしょうか?