FINE DAYS
吉川英治文学新人賞候補に挙がった小説
東京駅のブックガーデンにサイン本があったので買っちゃいました
- 作者: 本多孝好
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 文庫
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表題作ほか3つの短編を収録した恋愛小説短編集。
4作とも、ちょっとだけ不思議なことが起こる感じの話
本多孝好は『MISSING』、『ALONE TOGETHER』(ともに双葉社)と読んできて
本として読むのは3冊目*1。
つまらないわけじゃないんだけど*2
「すげーおもしろかった」って言って他人に勧める気にはなれない
4作の中で一番いいと思ったのは「眠りのための暖かな場所」
ってかコレ、『少女は踊る、暗い腹の中踊る』の一部分とネタが酷似しているんですけど……
岡崎隼人が、この作品を読んでいたなら、「パクった」と言われるかもしれない
それくらい似ている。両方読んだ人なら確実に思い当たる。
実際のところ、どうなんでしょう?
本多孝好は嫌いってわけじゃないんだけど、
「好きな作家」として名前を挙げることはないんですよね
う〜ん、ほかの作品は読まなくてもいいかな……
けど、まだ読んでない『MOMENT』が一番おもしろいっていう意見も聞くからなぁ……