さくら
今回の本屋大賞候補に入っていた小説
書店員によるPOPをやたら見かけます*1
ライブラリーで借りました
- 作者: 西加奈子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/02/23
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 75回
- この商品を含むブログ (239件) を見る
冗長な感じがしてしまいました
いい話なんですけどね
なんで、冗長と感じたか考えてみたんですが
どうも文章のせいではないか、と思いました
同時に読んでいた吉田修一の本と比べて
ひらがな率が高いです
違う言葉を使えば、同じ内容の文章を
短い文章で表現できるのでは? みたいな。
! の後に1マス空けたり空けなかったりするのもちょっと気になりました。
「ココアを入れた」という文章があり
「ココアを淹れた」では?と思ったのですが
辞書を見たら「入れた」でも良いようです
内容に関して。
5歳はともかく、3歳ってそこまで賢くないだろ? とか
どんだけ美形なんだ? とか
記憶力と暗記力高すぎだよ、とか
ツッコミを入れたくなりました
一番好きな場面はランドセルのトコです
きゅーん、と来ました
けど、泣くにはいたりませんでした
最近、本を読んで泣けなくなってます
総評
「個人的にはイマイチ、普段あんまり本を読まない人が好きそう」
人に「何かおすすめの本ある?」と聞かれたとき
私がこの小説を挙げることは絶対ないです
何でPOPであんなに絶賛されてるんだろう……