砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

今日は一日、家にひきこもれる日だったので
文豪の作品にでもチャレンジするかー、と思っていたのだけど
惰眠を貪りすぎたせいか、頭がボーっとした



寝ている状態で届く範囲にある本に手を伸ばし
ぱらぱらとページをめくってみたのだが、
活字を追っても、内容が頭に入ってこない



いくら何時間でも寝ていいとはいえ
寝すぎると頭がボーっとしてよくない
ということを学んだ



むずいのは駄目やー
さらっと読めて短いのー
とか考えながら本の山をあさり
先日買ったこの本を見つけた



寝転がったまま、読んだ

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

最近はライトノベル以外のレーベルから
本を出しているのを見かける桜庭一樹の小説。
帯に

このライトノベルがすごい!2006」にて
本年度新作第1位!
総合ランキング第3位!

と書いてある



ってか、表紙がアレだな
エロ本買うより恥ずかしいな
我ながら、よく大学生協で買ったものだよ



虐待されてる女の子が転校してくるお話です
冒頭からバッドエンドになることが明示されています



立ち止まって考えさせられたり
感動して涙を流したりすることなく、
さらさら、さらさらと読み進めることができ
あっという間に終わってしまった
特別、すごい! と思ったりはしなかった
「ランキング1位!」とかになってしまう理由が
自分にはよくわからなかった





ところで
一日中、寝たまま本や漫画を読む私を見て母は
「病人みたい」
と言い放った
確かにその通りだ、と思った