ミナミノミナミノ

著者は法政大学金原瑞人ゼミ出身の秋山瑞人
この作者の本は前に
イリヤの空、UFOの夏』*1を読んだ。

ミナミノミナミノ (電撃文庫)

ミナミノミナミノ (電撃文庫)

話がなかなか進まない。
この1冊の半分を過ぎた辺りでようやく、ヒロインらしき女の子と初めて会話したり。
「こんなペースで終わんのか?
 終わったとしても、もし俺がこの小説の選考委員やったら
 『ペース配分が間違っている』とか言うぞ」
とか思いながら読んでいたら、案の定終わらなかった。
「2巻に続く」らしい。
しかもこの本出てから1年たつけど、まだ2巻出てないらしい。



話は変わるが、私がライトノベルを初めて読んだのは大学入ってからである。
ライトノベルが「ティーンズ文庫」などと区分けされたりするのに、
ティーンをあと3ヶ月で卒業」くらいで初めて読んだのである。
初めて読んだライトノベルは『イリヤの空、UFOの夏』。
その他、今までに読んだライトノベルは……
ファウスト」関連*2日日日くらい。
意外とライトノベルを知らない。

*1:セカイ系」、「君と僕派」の例としてよく挙げられる作品。他に「セカイ系」の例としてよく挙げられる作品として『ほしのこえ』、『最終兵器彼女』などがある

*2:乙一西尾維新滝本竜彦佐藤友哉舞城王太郎等。舞城王太郎は『好き好き大好き超愛してる』で芥川賞候補、佐藤友哉は『子供たち怒る怒る怒る』で野間文芸新人賞候補になったし、ライトノベルって感じではないかもな。